流木について　流木家具ＤＲＵＭ大阪

流木を収集する

私たちは、家具や雑貨を作る為の流木を月に何回かに分けて、
主に和歌山県内の海岸に収集に行きます。

流木なんて海に行けばどこにでもあるものですが、
家具に適するもの　形が面白いものとなるとどこにでもあるもの
ではありません　。いい家具を作るためには、流木を選ぶことも
大切なことです。海ならどこでもいいというわけでわありません。　

天気をみて特に風向きを見て行動します。例えば、
南の沖から低気圧が接近してきて、潮岬の沖を通過した場合。
和歌山県南東部では雨が降り川が増水して、南東の風が強く吹きます。
その時川から流された木が、南東の風に押されて南東向きの海岸に
漂着します。低気圧が通過後、風は南　南西　西　北西に変わり、
天気も次第に晴れていきます。風が変わった後は、南西向きの
海岸がベストです。岩場よりも砂浜　河口が長期にわたって、
流木が残るようです。

台風や　強い風　大雨の後に海風が続いた場所なんかは、
絶対にいい流木を発見することができます。
もし興味がある方は参考にして下さい。

流木の耐久性（家具や建築内装資材）

内装資材や家具として、私達が使っているものは、自然にある流木です、
防腐剤など使っていません。長期間雨ざらしでほったらかしに
していると、朽ちる可能性がありますが、ご家庭で使われている家具
と同じように使って頂ければ、木自体が腐ることはありません
良質な流木は家具や、内装建材、建築資材としても利用できます。

流木は長期間かけて海水の中で古くなっていきますが、
腐っているわけでないので耐久性は問題
ありません。昔の和船は全て木造でした、
海で使われていた物に関しては腐ることがなく、水洗いの時も　
海水で洗うことにより自然と腐らないようになっていたようです
流木も同じような現象が、海の中でおこっているのです。

（テラスなどでお使いになりたい場合など　
防腐剤　ニス等の塗装も請けたまわっております)
　

流木の家具　雑貨を作る

当工房　、野生流木家具　雑貨のＤＲＵＭでは、流木にこだわり、
家具、インテリア、雑貨、イーゼル等を製作販売をしています。
なぜ流木？と思う方もいるかもしれません。

私たちは山の木を切ってまでは家具や雑貨品を作ろうとは思いません。

流木は、この地球が誕生し森が出来た、幾千年の昔から延々と繰り返される
森からの贈り物だからです。

流木を森から供給される資源と考え、家具やインテリア、雑貨として
生活の中に取り入れ、多少なりとも樹木の伐採を減らせば森林の
保護につながり、そして、流木を資源として考え、受け入れる方が広がれば、　
さらに多くの木々を、保護できるかもしれないという考えがあるからです。

流木は、人工的には作り出せない自然で野生的な何かを持っています。　
それは長い時間、海や川を漂い風や波、アラユル自然の影響を受けて
偶然的、必然的にかたちを変化していき、
自由で自然な優しさ、タフで野生的な力強さ、見るだけ、側にあるだけで
暖かく感じる、そんな自然の不思議や神秘を、流木は蓄えています。

ＤＲＵＭは、この自然の力を大切に思い、そしてアートだと信じています。

流木の家具やインテリア雑貨から、
多くの方に自然の不思議や神秘　野生の優しさ、力強さを
大切に感じてもらいたい、それが私たちＤＲＵＭの願いです。